勉強でもなんでも楽しめるのが最強というお話
どうも、こんにちは。天野です。
昨日は、ユニバースクールで第1回の英語検定を実施しました。
私は試験監督をやっていたのですが、
そこで気になったことがあったので、ブログに書き残しておきます。
まず英検の回答用紙の話なんですが、英検の回答用紙って両面になっていて、
表面に自分の名前や住所を書いたりします。
そして、裏面には自分の回答を記入していく。
そこにはリーディング・リスニング・ライティングの回答欄があります。
それぞれこんな感じ👇
受検者は、試験開始前に回答用紙の表面に自分の個人情報を記入し、
そろそろ試験時間だというタイミングで、
試験監督者は「回答用紙を裏面にしてください。」って指示を出すんですよ。
私が試験監督をやっていたので、いよいよ試験が始まるというタイミングで、
「回答用紙を裏面にしてください。」って言ったんですよね。
そうしたら、ある中学生が
反対を向けた回答用紙を見た瞬間、
めっちゃ笑顔になったんですよ。
声を発しているわけではないので、
何を思ったのかは分からないけど、とにかく顔は笑っている。
「なんなんだ、その笑顔は?」って感じ。
いよいよ英検が始まるぞのドキドキからくる笑顔なのか?
程よい緊張感を楽しんでいる笑顔なのか?
それとも、初めて見る回答用紙を見てテンションが上がり笑顔になったのか?
まあ、でも自分は試験監督ですから、何事もなく試験開始の合図をしたんです。
でも「あの笑顔、めっちゃ良いなあ。」って思ったんですよ。
なんか大事なことが隠れているように感じたんですよね。
それは、「捉え方」の重要性。
英検が始まるというのは、受検する人にとっては同じ事実。
でも、そこにどういう解釈、どういう意味づけ、どういう色付けをするかは、個人によって全然違う。
ここなんですよね。大切なのは。
いかに、プラスの意味付けをできるかだと思うんです。
特に小中高生と普段接していると、勉強に対してネガティブな感情を持つ子をよくいます。
勉強=苦手、やりたくない、仕方なくやるもの…
まあ、そうなってしまったきっかけは色々あるだろうから、一概に悪いことだとは言えません。
でも、勉強の「プラスの面」に目を向けて、楽しみを見出せるかどうかは重要なことだと思います。
「孔子」の教えにこんな言葉があります。中3国語の教科書にも出てきます。
これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず
結局、楽しめる人が最強で、その人には敵わないということなんですよね。
英検だろうが、定期テストだろうが、入試だろうが、日々の英単語テストだろうが、そこに楽しみを見出したもん勝ちです。
そして、「人生楽しんだもん勝ち」って言葉もあります。
なんか個人的には「確かにそうだけど。。。」くらいな感じなんですが、
実はこういうことなんだと思います。
「人生楽しんだもん勝ち」というのは、人生において楽しいと思えることだけをすることではなく、(例えば、バーベキューする、ボーリングする、ゲームをする…ではなく)
「”どんな物事”に対しても楽しみを見出して取り組んだもん勝ち」
ということなんだと思います。
きっと今日、英検が始まる前に笑顔だった生徒は、
「そんな生き方ができているのかな?」ってひっそりと思いました。
天野