「やればできる」ではなく、「やれば伸びる」という発想
「やればできる」という言葉。
今まで誰かに一度は言われたことがあるかもしれません。
もちろんそう考えて物事に取り組むことが大切です。
まずは「自分はできる」と思うことが何よりも大切なのは間違いありません。
でも、どこか「やればできる」という言葉は、
腑に落ちない感覚がありました。
最近読み返した本にこんなことが書かれていました。
「『やればできる』という思考は『結果至上主義』なんです。その結果が入らないとわかった瞬間に、やることそものもをやめてしまうのですから。
(中略)
こういうときに使うべき正しい言葉は『やれば伸びる』です。何事もやらないよりはやった方が絶対いいのは間違いありません。」
「才能の正体」(坪田信貴)
「やればできる」というけれど、
「できる」という状態になるまでには、
それは長い道のりで、その過程でたくさんの失敗や困難を経験します。
いきなりやればピアノをプロみたいに弾けるわけじゃないし、
いきなりやれば成績が上がっていくわけではありません。
そうなると「なんだ。やってもできないじゃん。」と考え諦めてしまいがちです。
でもトライしたり、
何かに取り組めば、失敗もするけれど、
絶対に「伸びる」というのは確か。
ここに目を向けるというのがとても大切なことだと思います。
「やればできる」ではなく、「やれば伸びる」という発想を持つ。
これは大いに共感できました。
そして、何か物事に対してモチベーションを保ち、
継続していくための必要な考え方だと思います。
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