前期の内申が発表されています!

中学生、前期の内申が発表!改めて内申ってなに?

10月は中学生にとってはドキドキな月です。
今週より前期の成績が中学校より出されています。
中学3年生は受験生ということもあって
この成績にはとても敏感です。
もちろん中学1年生2年生も前期の頑張りがどんな評価になっているのか
とても気になるところです!

内申5上がった!!
内申4上がった!!

など嬉しい報告をしてくれる生徒も多いですが
科目によっては前回が5だったのに今回は4になってしまったなど
下がってしまった生徒もいます。

誰だって内申は上がったら嬉しいですが
下がったら悲しい、悔しいという気持ちが湧いていきます。
そんな時、どんなメンタルで乗り越えるかというのも
中学生にとっていい勉強だなあと感じています。

そして、一喜一憂せず次に向かって
どんなふうに頑張るべきか?
どんなふうな対策していくかを考えていくことが大事!

ユニバースクールでもそんなことをテーマに
中3は今週から他学年は下旬から面談をしていきます!

改めて

内申とは?
「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」
という3つの観点別評価に点数をつけて、最終的にそれぞれの教科に5段階の評価がつけられます!
「知識・技能」
定期テストの結果がとても大事!!
「思考・判断・表現」
定期テストの問題の中でただ知識だけを問う問題ではない
人によっては応用問題に感じられる問題に正解すること
また、科目によって提出物があるものの中で、
自分の考えや思ったことがしっかり書けているかなどが評価になります。
「主体的に学習に取り組む態度」
授業を受ける姿勢、授業態度レポートや課題に対して粘り強く考えて作成できている
かなどが評価の対象になります。
定期テストの間違い直しをしっかりやり次回に向けて頑張る努力をしている。
自らPDCAサイクルを回すための行動をしているというのはとても大事です!

観点別評価に点数化とは?
「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」がそれぞれ以下のように
評価され点数化されます。

A○: (5点)十分に満足できると判断されるもののうち特に程度の高いもの
A:(4点)十分に満足できると判断されるもの
B:(3点)おおむね満足できると判断されるもの
C○: (2点)努力を要すると判断されるもの
C:(1点)一層、努力を要すると判断されるもの


そして観点別評価から「内申点」(評定)が決まっていきます。

内申点

「内申点」は1~5の5段階の評価になります。
どのように決まるのか?

5:十分満足できると判断されるもののうち,特に程度の高いもの
 観点別評価の3つの合計が14点〜15点
4:十分満足できると判断されるもの

 観点別評価の3つの合計が11点〜13点
3:おおむね満足できると判断されるもの

 観点別評価の3つの合計が8点〜10点
2:努力を要すると判断されるもの

 観点別評価の3つの合計が5点〜7点
1:一層努力を要すると判断されるもの

 観点別評価の3つの合計が3点〜4点


例:英語 「知識・技能」は A「思考・判断・表現」はA
「主体的に学習に取り組む態度」がBだったとします。
  これを点数化すると 4+4+3=11点になります。これは4になります。

こんなふうに内申が決まります。

よくある勘違いとして
定期テストの点数さえ良ければ内申は良い評価になる!
というものがありますがこれは間違いです。

例えば、A君、B君、2人の中学生がある科目の定期テストの点数が同じ85点だったとします。
A君は提出物をしっかり行い、授業にも積極的に参加しています。
B君は提出物などは出さず、授業には適当に参加しているとします。

A君の観点別評価
「知識・技能」は A「思考・判断・表現」はA
「主体的に学習に取り組む態度」がA○として計算すると
4+4+5=13点となりになります。あと少しで5になります。

B君の観点別評価
「知識・技能」は A「思考・判断・表現」はB
「主体的に学習に取り組む態度」がC○として計算すると
4+3+2=9点となりになります。

このようにテストの点数だけではなく
日々の学習意欲や授業態度、提出物も大切になっていきます。


最後に注意点として
内申を上げることは大切ですがそれが一人歩きするとおかしな問題が起きてしまうことがあります。
内申点は高校受験にも影響を与えます。
だからこそ内申は高い方がいい。
そうすると内申を上げるために行動しよう!という考えが出来上がってしまい
多くの行動が内申点を上げるためのものになってしまう。
本来は中学で習うべき内容をしっかり理解して定着していくことが目的なのに、、、。

そんなことを思いながらこの内申という制度に
もやっとした気持ちを抱えてしまうというのが正直な気持ちです。

みんなが楽しく前向きにそして自主的に勉強する環境をユニバースクールでしっかり用意して
そんな彼らをサポートできるスタッフチームでありたいなと思っています。

私たちとしてもこういう制度があるので
しっかり内申を上げるためのサポートを引き続きしていきます!

もし今回、内申が下がってしまった人。
頑張ったのに思ったように上がらなかった人。
まだまだこれで終わりではないので次に向けてどう対策をしていくか頑張って考えていきましょう!
そして
この内申がその人の全てを評価するものではないというのを
知ってほしいなって思います。
内申が悪い=自分なんてダメな人間だ
じゃないということです。

ポジティブに決められた制度の中を楽しくやっていきましょう!!

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また、お子様の「勉強方法に悩んでいる」「受験勉強で困っている」という保護者の方も
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