【2027年度】神奈川県公立高校の定員1,550人減|宮崎台から通える高校と倍率への影響

こんにちは!宮崎台の学習塾ユニバースクールです。
「公立高校の定員が減るって聞いたけれど、志望校は大丈夫?」「今年は倍率が上がるの?」
2026年10月27日、神奈川県から令和9年度(2027年春入学)の公立高校募集定員が発表されました。宮崎台・宮前区から通学を考えるご家庭にも関係する変更があります。
今回は、どの高校が何人減るのか、減少の背景、倍率の見方をまとめました。まずお伝えしたいのは、定員減だけで志望校をあきらめる必要はないということです。
約3分半の動画でも解説しました!
ユニバースクールの湯浅先生・天野先生が、宮崎台から通学候補になる高校を中心に解説しています。まず動画で全体をつかみ、気になる数字はこの記事の表で確認してみてください。

画像またはボタンを押すと、YouTubeが開きます。
- 0:19ごろ:宮崎台から通学候補になる高校
- 0:52ごろ:なぜ定員を減らすの?
- 1:41ごろ:倍率はどうなる?
- 2:49ごろ:出願までの流れ
全日制の募集定員は1,550人減
県内公立高校の全日制募集定員は、2026年度の40,108人から、2027年度は38,558人へ。前年比で1,550人減となります。学級数は39校でそれぞれ1学級減です。
この「1,550人減」は県全体の数字です。自分の志望校も同じように減るとは限らないので、学校別に見ていきましょう。
宮崎台から通学候補になる高校は、どれくらい減る?
以下は一般募集の定員を比較した表です。特別募集や転編入の枠は含めていません。宮崎台からの通学候補の抜粋で、通える学校をすべて載せた一覧ではありません。
川崎市内の高校
| 高校 | 2026年度 | 2027年度 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 川崎北 | 278人 | 238人 | 40人減 |
| 菅 | 278人 | 238人 | 40人減 |
| 生田 | 398人 | 358人 | 40人減 |
| 百合丘 | 398人 | 358人 | 40人減 |
| 多摩 | 279人 | 279人 | 変更なし |
川崎北・菅・生田・百合丘は、それぞれ40人減。一方で、多摩は据え置きです。「近くの高校が全部減る」というわけではありません。
田園都市線から候補になる横浜北部の高校
| 高校 | 2026年度 | 2027年度 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 川和 | 359人 | 319人 | 40人減 |
| 港北 | 358人 | 318人 | 40人減 |
| 市ケ尾 | 398人 | 359人 | 39人減 |
| 荏田 | 398人 | 359人 | 39人減 |
| 新羽 | 398人 | 359人 | 39人減 |
1学級減でも一般募集の減少人数が39人となる学校があります。転編入枠の調整もあるためです。自分の志望校に加えて、併せて検討する近隣校の変更も確認しておきましょう。
出典:神奈川県教育委員会 2026年度募集定員・2027年度募集定員
なぜ、これほど定員を減らすの?
大きな背景は、県内公立中学校の卒業予定者数が減ることです。2026年3月の実績66,387人に対し、2027年3月は64,781人の見込み。1,606人少なくなります。
県は生徒数だけでなく、公私立高校設置者会議の合意、高校改革の計画、各校の施設状況などを踏まえて定員を決めています。学校ごとの減少を、すべて「人気が落ちたから」と説明することはできません。
定員が減ると、倍率は必ず上がる?
同じ人数が受験すれば、枠が減る分、競争は厳しくなります。ただし実際には、受験する人数も変わります。
動画では、2026年度の受検者数から受検後の取消者を除いた人数を使い、2027年度の一般募集定員と同数が合格すると仮定した計算を紹介しました。川和は約1.34倍、市ケ尾は約1.38倍、港北は約1.45倍です。
これは予想倍率ではありません。「受験生の人数が変わらなかったら」という条件を置いた試算です。実際には、生徒数の減少や志望校の変更などで結果が変わります。
計算に用いた人数は、川和429人、市ケ尾496人、港北461人です。出典:2026年度一般募集共通選抜等合格状況
過去には、40人減でも倍率が下がった高校がある
2024年度から2025年度に一般募集定員が319人から279人へ減った3校を比較すると、次のようになります。
| 高校 | 定員の変化 | 2024年度の競争率 | 2025年度の競争率 |
|---|---|---|---|
| 茅ケ崎 | 40人減 | 1.23倍 | 1.40倍 |
| 藤沢西 | 40人減 | 1.29倍 | 1.42倍 |
| 松陽 | 40人減 | 1.13倍 | 1.10倍 |
茅ケ崎は、取消を除く受検者数が391人で変わらず、倍率が上がりました。一方、松陽は361人から307人へ受検者数も減り、倍率は下がっています。
同じ40人減でも結果は違います。この事例だけで来春の倍率を予測することはできませんが、定員と受験生の動きをセットで見る必要があることは分かります。
※表は全日制普通科・一般募集共通選抜の県公表の競争率。「受検者数から受検後取消者数を引いた人数÷合格者数」で、出願時の「志願者数÷募集定員」とは異なります。出典:2024年度合格状況・2025年度合格状況
今後、いつ何を確認すればいい?
これから出てくる希望調査や出願状況を見ると、定員減の中で受験生がどの高校を選んでいるかが、少しずつ見えてきます。
| 時期 | 確認すること |
|---|---|
| 2026年11月下旬ごろ(例年) | 進路希望調査の結果 |
| 2027年1月25~29日 | 志願情報の申請。中学校長の承認は2月1日まで |
| 出願状況の公表後 | 実際の志願者数・出願倍率 |
| 2月4~8日 | 志願変更情報の申請。中学校長の承認は2月9日まで |
| 志願変更後の状況公表後 | 学校間の移動を含めた志願者数・倍率 |
| 2月16日 | 学力検査 |
| 2月26日 | 合格発表 |
希望調査は、その時点で「どこに進みたいか」を聞いたものです。実際の出願とは違い、そのまま最終倍率になるわけではありません。調査が定員発表前に行われていれば、定員減を知った後の志望変更も反映しません。
倍率の数字だけでなく、志願者数そのものと近隣校の動きにも注目しましょう。なお、希望調査と出願は対象者や時点も異なるため、人数の差をすべて志望変更の人数とは扱えません。
※希望調査の具体的な今年の公表日、出願倍率・志願変更後の倍率の公表日時は、今後の県の発表で確認してください。上の出願・志願変更の日付は申請期間です。出典:2027年度選抜日程・県の進路希望調査の説明
前年の倍率だけで、志望校を決めない
定員が減ると聞くと、不安になりますよね。だからこそ、数字を一つずつ確認したうえで、今できる勉強に戻ることが大切です。
県全体の倍率と、自分の志望校の倍率は別です。「去年低かったから今年も大丈夫」「定員が減ったからもう無理」と、どちらにも決めつけないこと。志望校の選抜方法や今の得点力も合わせて考えていきましょう。
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この記事は2026年10月31日時点で確認した公式資料と、ユニバースクールの解説動画をもとに作成しています。出願に際しては、神奈川県教育委員会・各高校の最新の案内をご確認ください。
