「やろう」と思った時がベストタイミング
勉強でも習い事でも、
何事においても「早い方がいい」という風潮があります。
「小さい頃からの英才教育によって成功した」なんてエピソードを聞くとなおさらそう感じさせます。
でも、その考えのせいで、
「遅く始めること」さらには「周りから遅れをとっていること」をマイナスに捉えてしまいがちです。
「『英語は小さい時から習っておいた方がいい』『脳が柔らかいうちに文字を覚えさせる』というようなことを聞いたり言ったりしている人は多いでしょう。
ところが、こうした『○歳からの□□教育』みたいなものが”才能を殺している”と、僕は思うのです。
小学校の子どもの成績が芳しくなければ『幼稚園のときからやらせておけばよかった』と言うでしょう。中学の”数学”でつまづくと『”算数”をもっと勉強しておけば良かった』と言うでしょう。
多くの人が、何かというと『すでに差がついちゃっていることは、今からやったとしてもすでに遅い』と言うのです。」
「才能の正体」(坪田信貴)
これ、「本当にその通りだな」と感じます。
「○歳からの□□教育」みたいなものに乗り遅れると、
「もう今さらダメなのではないか?」
「今からでは遅いのではないか?」という無言のプレッシャーを感じます。
そうなると、「今さらやっても…」という発想になってしまいます。
でも、実際はそうではないと思います。
人によって、成長するスピードや何かを始めるタイミングなどは違って当たり前です。
自分が「やろう」と思った時がベストタイミングです。
だから、周りとの差がついていることなどを気にして、やらなかったことを後で後悔するのではなく、「やろう」と思った時からコツコツ始めればいいと思います。
塾や習い事、その他新しいことなどを始める時もそうです。
「今さら…」なんて思わず、「やろう」と思った気持ち、
そのタイミングを大事にしてほしいなと思います。
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