川和高校ってどんな学校?偏差値・倍率・内申の目安と評判【学力向上進学重点校】

神奈川の公立高校の中でも、屈指の実力校
県立川和高校。
県の「学力向上進学重点校」に指定されている、県内トップクラスの進学校です。でも川和のすごさは、進学実績だけではありません。ユニバースクールの卒業生たちが口をそろえて言う、ある「不思議」があります。
川和高校を3行でいうと
- 自由な校風。でも自由だからこそ、自分でやるしかない
- 高い次元の文武両道。約9割が部活に参加し、なお進学実績は県トップ級
- 入試に特色検査「自己表現」あり。5教科だけでは戦えない
【塾生の声】川和高校のリアルな評判
「自由な校風で文武両道。生徒主体のイメージ」
「部活を一生懸命がんばって、いつ勉強しているんだろうって思う子が、成績も良かったりする。さすが川和、と思ってしまう」
「中3の内申は40を超えている人が多くて、内申も成績もしっかり取れる人が行く学校」
「指定校推薦はあるものの、成績優秀だと一般選抜をすすめられたりもする」
この「いつ勉強しているんだろう」という感想が、川和のすべてを物語っています。
実際、在校生自身も「自由な校風だからこそ、自分から勉強しないとすぐ置いていかれる」という趣旨のことを語っています。管理されないぶん、自分で管理する。それができる生徒が集まっているのが川和です。
そして「指定校推薦があっても、成績優秀だと一般選抜をすすめられる」という話。これは「もっと上を狙えるはずだ」と背中を押す文化があるということ。学校全体の目線が高いのです。
川和高校の基本データ
| 正式名称 | 神奈川県立川和高等学校 |
| 所在地 | 横浜市都筑区川和町2226-1 |
| アクセス | 地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘」徒歩15分/JR横浜線「中山駅」・田園都市線「市が尾駅」よりバス |
| 学科 | 全日制・普通科 |
| 生徒数 | 992名(男子472名/女子520名) |
| 登校時間 | 8:40 |
| 創立 | 1962年 |
| 校訓 | 誠実・勤勉・質朴 |
| 指定 | 学力向上進学重点校(2021年度〜) |
桜や銀杏に囲まれた丘の上という、恵まれた立地。自転車通学の割合は約30%です。
宮崎台・宮前平から川和高校への通学方法
宮崎台からのルートは、田園都市線で市が尾駅へ行き、そこからバスというのが現実的です。地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘」からは徒歩15分。
通学者の内訳は、都筑区24%、川崎市21%、青葉区18%、緑区11%。川崎市から2割が通っており、宮崎台・宮前平からも十分に射程圏内です。
川和高校の部活動|約9割が参加して、なおこの進学実績
川和のすごさが際立つのがここ。約9割の生徒が部活に参加しています。しかも実績が本物です。
- 全国大会:陸上競技部、弓道部、ダンス部
- 関東大会:女子ハンドボール部、山岳部。野球部や剣道部も県上位で活躍
- 文化部:室内楽部が全国総文祭に出場。吹奏楽部、書道部、合唱部、美術部も活発
「9割が部活をやって、それで県トップ級の進学実績」——これが「高い次元の文武両道」という言葉の中身です。塾生が「いつ勉強しているんだろう」と驚くのも当然でしょう。
川和高校の文化祭「川和祭」と行事
行事は生徒の自主運営が基本。二大イベントは6月の体育祭と9月の川和祭(文化祭)です。
体育祭は団長同士の騎馬戦と、2・3年生によるチア応援が見どころ。川和祭では各団体が趣向を凝らした展示・発表を行い、名物の「川和まんじゅう」が合格祈願の品として大人気です。
ほかに新入生歓迎会、校外学習、ロードレース大会、球技大会など。修学旅行は2年の10月に関西方面へ出かけます。
【入試】川和高校の内申・偏差値の目安(2026年春)
| 中2の内申 | 40.7 (45点満点) |
| 中3の内申 | 86.7 (90点満点) |
| 内申合計 | 125.4 (135点満点) |
| 入試の平均得点 | 435.1点 (500点満点) |
| 全県偏差値 | 68.7 |
| 内申偏差値 | 66 |
※上記は神奈川全県模試の調査結果による、2026年春の合格者の平均値です。合格ラインを保証するものではありません。
📊 塾生の「中3の内申は40を超えている人が多い」という感覚を、数字で確認してみましょう。
中3内申86.7は2倍された値なので、9教科での評定合計に戻すと約43.4(45点満点)。つまり「9教科でほぼオール5、下がっても4がいくつか」という水準です。塾生の実感は、見事に正確でした。
入試本番は5教科で435点(1教科あたり87点)が合格者の平均。1教科あたり13点しか落とせない計算です。ミスがそのまま致命傷になる世界だといえます。
※内申点の計算方法は神奈川県公立高校 内申点・倍率の「見方」【保存版】で解説しています。
川和高校の倍率は?【4年分の推移】
| 2026年 | 実質倍率 1.19倍(受検434/合格359) |
| 2025年 | 実質倍率 1.36倍 |
| 2024年 | 実質倍率 1.20倍 |
| 2023年 | 実質倍率 1.16倍 |
倍率だけ見ると1.2倍前後で「そこまで高くない」ように見えます。でも、これは大きな誤解です。川和を受ける生徒は、そもそも全員が高い学力層。その中での1.2倍ですから、実際の競争は数字よりはるかに激しいのです。
【最重要】川和には特色検査「自己表現」があります
川和を受けるなら、これを知らずに準備を進めるのは致命的です。
⚠️ 川和高校の入試は、学力検査5教科に加えて特色検査「自己表現」が課されます。選考比率は次のとおりです(2027年春・予定)。
| 第1次選考 | 内申4:学力検査6:特色検査1 |
| 第2次選考 | 観点別評価3:学力検査7:特色検査1 |
特色検査「自己表現」の合格者平均は約41点(2026年春)。第1次選考のボーダーはS1値で890/1100付近とされています。
ポイントは3つです。
- 5教科の勉強だけでは足りない。特色検査の対策時間を必ず確保する
- 学力検査の比率が6と高い。当日の得点力が勝負を分ける
- 第2次選考は観点別評価の比率が3とやや高め。日々の授業態度も見られている
特色検査は、教科の枠を越えて読み取る力・考える力・書いて伝える力を問うタイプの試験です。一夜漬けはまず不可能。早い時期から、書いて→直して→また書く演習を積み重ねるしかありません。
川和高校の進学実績|東大・早慶に多数
| 卒業生数 | 313名(2025年3月) |
| 大学 | 270名(86.3%) |
| 就職 | 1名 |
| 進学準備ほか | 42名 |
2025年春の合格実績は、公立高校としては圧巻です。
- 国公立:東京大、一橋大、東京科学大、北海道大、東北大、九州大、千葉大、横浜国立大38名、東京都立大14名、横浜市立大、東京外国語大、東京学芸大など
- 私立:早稲田大88名、慶應義塾大40名、上智大46名、東京理科大66名、明治大201名、青山学院大115名、法政大137名、立教大83名など
卒業生313名に対して明治大201名という数字が、川和の層の厚さを物語っています。
進路指導も、大学進学希望者が大半という前提で早い段階から目的意識を持たせるスタイル。卒業生によるキャリアガイダンス、大学の出張授業、平日実施の校外模試、模試の解説集会など、対策が細かく組まれています。
川和高校はこんな人に向いている
- 自分で計画を立てて勉強できる——自由な校風を活かせる人
- 部活も勉強も、両方あきらめたくない——高い次元の文武両道を体現したい人
- 難関大を本気で目指している——まわりのレベルが自分を引き上げてくれる
- 内申がしっかり取れている——中2から高い評定を維持できている人
まとめ
- 県の学力向上進学重点校。自由な校風で生徒主体
- 合格の目安は内申合計125.4/入試435.1点/偏差値68.7(2026年春)
- 中3の内申は9教科で43前後(45点満点)が目安
- 実質倍率は1.19倍。ただし受験層のレベルが高く、数字以上に厳しい
- 特色検査「自己表現」あり。早期からの対策が必須
- 約9割が部活参加、それでいて東大・早慶に多数合格
川和は「がんばれば届く」学校ですが、そのがんばりは中2から始まっています。内申も、当日の得点力も、特色検査も。全部そろえる必要がある——だからこそ、目指す価値のある高校です。
この記事のデータについて(出典)
- 合格者の内申平均値・入試平均得点・偏差値……神奈川全県模試の調査結果によります
- 定員・志願者数・受検者数・合格者数・実質倍率……神奈川県教育委員会が公表する入学者選抜の実施結果によります
- 選抜方法(選考比率・重点化・特色検査など)……2027年春入試の予定として公表されている内容です
- 学校の特色・部活動・行事・進路実績……各高等学校の公表資料によります
いずれのデータも2026年春入試時点のものです。合格者の内申・得点はあくまで「平均値」であり、合格ラインを保証するものではありません。実際の出願にあたっては、必ず最新の募集要項および学校説明会等でご確認ください。
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「川和高校に行きたい」を、現実にするために
志望校が決まった瞬間から、勉強の意味が変わります。「なんとなくやる勉強」が「あの学校に行くためにやる勉強」に変わる。ここが切り替わると、成績は本当に動き出します。
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