「褒め方」を変えるだけで子どもが変わる——科学が教える3つのコツ

ユニバースクールのブログをご覧いただきありがとうございます😊

今日は、保護者の方にぜひ知っておいてほしい「褒め方」の話です。

先に言います。

褒めること自体は、めちゃくちゃ大事です。

でも、褒め方を間違えると、逆効果になることがある。

これ、僕らが現場で何年も生徒を見てきて、本当に実感していることなんです。

目次

「100点すごい!」の落とし穴

以前、こんな生徒がいました。

テストで100点を取るたびに、お母さんがすごく褒めてくれる。「すごい!天才!」って。

最初はそれが嬉しくて、頑張っていました。

でも、だんだん様子が変わってきたんです。

テストが返ってくるたびに、点数を隠すようになった。

95点でも、悔しいんじゃなくて「怖い」んです。

「100点じゃないと、お母さんにがっかりされる」

そう思ってしまっていた。

もう一人、別のパターンの生徒もいました。

褒められるのが嬉しすぎて、「褒められないとやらない」子になってしまったんです。

宿題をやっても「すごいね」と言われないと不満。テストで頑張っても、リアクションが薄いとやる気がなくなる。

褒め言葉が「ご褒美」みたいになってしまって、それがないと動けなくなっていた。

どちらも、お母さんの愛情は本物です。間違いない。

でも、褒め方の「方向」がちょっとだけズレていた。

スタンフォード大学の研究が教えてくれたこと

スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授が、ものすごく有名な実験をしています。

子どもたちを2つのグループに分けて、同じテストをやらせた。

結果が出たあと——

Aグループには「頭がいいね!」と褒めた。

Bグループには「一生懸命やったね!」と褒めた。

そのあと、もう一回テストを受けるか聞いたんです。「次は難しい問題と簡単な問題、どっちにする?」って。

結果——

「頭がいいね」と言われたAグループの子たちは、簡単な問題を選んだ。

「一生懸命やったね」と言われたBグループの子たちは、難しい問題に挑戦した。

なぜか。

Aグループの子は、「頭がいい自分」を守りたくなったんです。失敗して「頭が悪い」と思われるのが怖い。

Bグループの子は、「頑張ること自体を認められた」から、失敗しても大丈夫だと感じられた。

この違い、本当に大きい。

じゃあ、どう褒めればいいの?

僕らが現場で意識していること、そしてドゥエック教授の研究からもわかっていることを3つだけお伝えします。

① 結果じゃなくて「過程」を褒める

「100点すごい!」じゃなくて、「あの難しい問題、粘って解いたんだね」。

点数は変動します。でも、頑張ったプロセスは確実にその子の中に残る。そこに光を当ててあげてほしい。

② 「どうやったの?」と聞いてみる

「すごいね」で終わらせずに、「どうやって解いたの?」「どこを工夫したの?」って聞いてみてください。

子ども自身が自分の努力を言葉にする。それだけで「自分はちゃんとやれた」という実感が何倍にもなります。

③ 失敗したときこそ「過程」に注目する

テストで点数が下がったとき。

「なんでこんな点数なの」じゃなくて、「今回は何が難しかった?」「次はどこを変えてみる?」

失敗を「終わり」にしないで、「次への材料」にしてあげる。これだけで子どもの表情が変わります。本当に。

ユニバースクールでも、テストの結果が返ってきたとき、まず聞くのは点数じゃなくて「どうだった?」です。

自分で振り返って、自分で次を考えられる子は、必ず伸びます。

僕らはそれをずっと見てきました。

お母さんの「すごいね」は、子どもにとって世界で一番嬉しい言葉です。

その言葉の「向き」をちょっとだけ変えるだけで、子どもの可能性はもっともっと広がります😊


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