大和高校ってどんな学校?偏差値・倍率・内申の目安と評判【65分授業と進学重点エントリー校】

田園都市線でつながる高校の中で、大学進学率91.1%という高い実績を持つ学校があります。県立大和高校です。

2024年度より学力向上進学重点校エントリー校に継続指定されており、県内でも実力を伸ばしている一校です。

目次

大和高校を3行でいうと

  • 大学進学率91.1%。ほぼ全員が大学へ進む進学校
  • 65分授業で「質の高い授業」と学習時間を確保
  • 部活も行事も本気。創作舞踊部は全国大会14年連続入賞

大和高校の校風と雰囲気

在校生の言葉によれば、大和高校は閑静な住宅街の中にあり、緑豊かな環境で落ち着いた学校生活を過ごせる学校です。

そして特徴的なのが、この一文。

🏃 「部活動がさかんで、みな高いレベルをめざしてがんばっている」

そのうえで学校側は、生徒の自主性を尊重し、積極的な実践意欲と責任感、協調の精神を育てることを目指しています。「明るくのびのびと学習や課外活動に打ち込む」——それが大和の日常です。

教育目標は「知・徳・体ともにそなえた円満にして実践力のある人材の育成」。個性を伸ばし、責任と協調の精神を育てることをめざしています。

大和高校の基本データ

正式名称神奈川県立大和高等学校
所在地大和市つきみ野3-4
アクセス田園都市線「つきみ野駅」徒歩7分/小田急江ノ島線「中央林間駅」徒歩12分
学科全日制・普通科
生徒数826名(男子459名/女子367名)
登校時間8:45
創立1962年(1964年に現在地へ移転)
授業65分×5時限
指定学力向上進学重点校エントリー校(2024年度〜継続)

創立10周年を記念して造られた万葉樹木園には、万葉集に詠まれた樹木が数十本植えられています。PTAでは部活動応援授業として「大和魂マフラータオル」を文化祭で販売しているというユニークな取り組みも。

宮崎台・宮前平から大和高校への通学方法

ここは大和高校の意外な強みです。田園都市線で宮崎台からつきみ野駅まで一本、そこから徒歩7分。乗り換えなしで通えます。

ただし距離はあるので、所要時間は事前に必ず確認してください。通学者の内訳は横浜市41%、川崎市15%、大和市12%、相模原市10%、藤沢市6%。川崎市から2番目に多く通っているという事実は、通学が現実的である証拠でもあります。

【要チェック】大和高校の「65分授業」

大和高校は65分×5時限という授業スタイルを採用しています。50分授業に慣れた中学生には、少し長く感じるかもしれません。

ただし学校側の説明によれば、「65分は最初は長く感じるかもしれないが、密度の濃い65分は短く思えて、考える時間も十分あり、内容がよく理解できている」とのこと。

⏱ 65分あれば、「解説を聞く → 自分で解く → 確認する」まで1コマで完結できます。授業内で演習まで終えられるのは、実は大きなメリットです。

カリキュラムは、1年はほぼ共通履修で基礎学力を養い、英語は少人数授業できめ細かく指導。2年から文系・理系に分かれ、3年では志望学部に応じて文系のⅠ類、看護・医療系までカバーするⅡ類、数学・理科を多く学ぶⅢ類に再編されます。

主要5教科の探究など多彩な選択科目も設けられ、基礎力・応用力養成の夏期講習や受験直前講座も充実しています。

大和高校の部活動|創作舞踊部は全国14年連続入賞

  • 運動部創作舞踊部が全国大会14年連続入賞という驚異的な実績。インターハイ出場の陸上競技部、水泳部、関東大会出場のワンゲル部、県上位のサッカー部などがめだつ
  • 文化部:全国優勝多数の物理部をはじめ、書道部、吹奏楽部、軽音楽部、茶道部、演劇部などがさかん

創作舞踊部の14年連続入賞物理部の全国優勝多数——このふたつが大和の看板です。運動系も文化系も、全国レベルの層が厚い学校だといえます。

大和高校の行事|槻祭(つきさい)

5月の体育祭は、競技はもちろんダンスやマスコットの応援合戦も盛りあがり、毎年多くの人が見物に訪れるほどの名物行事です。体育祭は誕生月に合わせて4グループに分かれる方式。

9月の槻祭(文化祭・2日間)では、創意工夫に満ちた出し物がずらりと並び、創作舞踊部や吹奏楽部のステージも素晴らしいと評判です。

ほかにも新入生歓迎会、社会見学、芸術鑑賞会、球技大会(年2回)、総合的な探究の時間成果発表会(1・2年)など。2年の修学旅行は10月に北海道などを訪れます。

【入試】大和高校の内申・偏差値の目安(2026年春)

中2の内申39.0 (45点満点)
中3の内申82.5 (90点満点)
内申合計121.5 (135点満点)
入試の平均得点422.0点 (500点満点)
全県偏差値65.9
内申偏差値65

※上記は神奈川全県模試の調査結果による、2026年春の合格者の平均値です。合格ラインを保証するものではありません。

入試本番は5教科で422点(1教科あたり約84点)が合格者の平均。第1次選考のボーダーはS1値で873/1100付近(2026年春)とされています。

※内申点の計算方法は神奈川県公立高校 内申点・倍率の「見方」【保存版】で解説しています。

大和高校の倍率は?【4年分の推移】

2026年実質倍率 1.31倍(受検368/合格279)
2025年実質倍率 1.52倍
2024年実質倍率 1.42倍
2023年実質倍率 1.49倍

おおむね1.3〜1.5倍の高倍率で推移しています。人気は安定して高いといえます。

【重要】大和も特色検査「自己表現」があります

第1次選考内申4:学力検査6:特色検査1
第2次選考観点別評価2:学力検査8:特色検査2

💡 大和高校は特色検査「自己表現」がありますが、第1次選考での比率は1と小さめ。だからといって捨てずに、しっかり対策しておくことが大切です。合格者の平均は約38.8点(2026年春)。

むしろ第2次選考では比率が2に上がるので、油断は禁物です。

「比率が小さいから後回し」——これが多くの受験生が落ちるパターンです。差がつきにくいところで差をつけられると、それは致命傷になります。

大和高校の進学実績|大学進学率91.1%

卒業生数269名(2025年3月)
大学245名(91.1%
短期大学1名
進学準備ほか23名

大学進学率91.1%は、今回紹介している高校の中でもトップクラスです。

  • 国公立:東京大、東京科学大、東北大、北海道大、筑波大、東京外国語大、横浜国立大11名、横浜市立大7名、電気通信大、東京農工大、埼玉大、東京海洋大など
  • 私立早稲田大23名、慶應義塾大13名、上智大14名、東京理科大23名、明治大110名、青山学院大72名、法政大73名、中央大44名、立教大29名など

卒業生269名に対して明治大110名という数字が、層の厚さを物語っています。進路指導は「第一志望実現」を掲げ、大学・企業など外部機関と連携した実践的なキャリア教育を展開。1年から総合探究での学びを通して広い視野を養います。

大和高校はこんな人に向いている

  • 難関大を目指している——進学率91.1%の環境が背中を押してくれる
  • 部活で全国を狙いたい——創作舞踊部・物理部など全国レベルが揃う
  • じっくり考える授業が好き——65分授業を活かせる人
  • 落ち着いた環境で3年間過ごしたい——閑静な住宅街の緑豊かな立地

まとめ

  • 学力向上進学重点校エントリー校。大学進学率91.1%
  • 合格の目安は内申合計121.5/入試422.0点/偏差値65.9(2026年春)
  • 実質倍率は1.31倍。例年1.3〜1.5倍の高倍率
  • 特色検査「自己表現」あり。比率は小さめでも捨てないこと
  • 65分授業で演習まで完結できる
  • 宮崎台からつきみ野駅まで乗り換えなし(所要時間は要確認)

この記事のデータについて(出典)

  • 合格者の内申平均値・入試平均得点・偏差値……神奈川全県模試の調査結果によります
  • 定員・志願者数・受検者数・合格者数・実質倍率……神奈川県教育委員会が公表する入学者選抜の実施結果によります
  • 選抜方法(選考比率・重点化・特色検査など)……2027年春入試の予定として公表されている内容です
  • 学校の特色・部活動・行事・進路実績……各高等学校の公表資料によります

いずれのデータも2026年春入試時点のものです。合格者の内申・得点はあくまで「平均値」であり、合格ラインを保証するものではありません。実際の出願にあたっては、必ず最新の募集要項および学校説明会等でご確認ください。

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