テストの点数は、あなたの“価値”じゃない|勉強の「できる・できない」と自己評価は、別のもの

こんにちは!

ユニバースクールの挨拶は、なぜだか朝も昼も夜も「こんにちは!」です。生徒に「こんにちは!」と声をかけると、「こんにちは」と返ってくる。「最近の子はあいさつもできない」なんて言われたりもしますが、少なくともユニバースクールの生徒は、みんなしっかり挨拶してくれます。これは、ちょっとした自慢です。

そして私たちは、その「こんにちは!」のトーンで、その子の元気さを、つい見てしまうことがあります。今日は、そんな挨拶から始まった、ある日のお話をさせてください。

目次

「こんにちは」のトーンが、低かった日

あるとき、いつもの「こんにちは」のトーンが、低い子がいました。

「なにか、あった?」——そう聞くと、その子は急に、涙目になりました。

定期テストの結果が、返ってきたのだと言います。100点中、50点を切ってしまった。話を聞いているうちに、その子は、とうとう泣き出してしまいました。

その子が、一生懸命に頑張っていたこと。それは、スタッフみんなが知っています。だからこそ、その涙が、胸に迫りました。

たった一度のテストで、すべては決まらない

私は、こう思うのです。たった一度のテストで、すべてが決まるわけじゃない。

だって、もしそうだったら——大人の仕事なんて、やってられません。大人だって、たくさん失敗します。毎回の商談が、うまくいくわけじゃない。ここぞ、という場面でミスをすることだって、あります。それでも、次があるから、やっていける。

💭 でも、子どもたちにとっては違います。目の前のテストの結果が、まるで人生のすべてのように、そして「自分の価値」そのもののように感じられてしまうことがあるのです。

50点という数字が、その子には「自分はダメな人間だ」という宣告のように、のしかかっていたのだと思います。

だから、一緒に答案を眺める

そんなとき、私たちがすることは、決まっています。急かさず、責めず、ゆっくり話しながら、一緒に答案を眺めることです。

  • どこで、点が取れなかったのか
  • 塾でやったはずの問題が、どうしてできなかったのか

——それを、一緒に分析していきます。すると、涙でいっぱいだった「わからない」が、少しずつ「次はここを直せばいい」という、具体的な一歩に変わっていきます。落ち込みを、次の演習につなげていく。これが、私たちのやり方です。

いつも、みんなに伝えていること

そして、答案を見ながら、私たちがいつも生徒に伝えていることがあります。

🌱 テストの点数 = 自分の価値 では、ないんだよ。

いろいろな「自分」の評価があって、そのなかのほんの1つに、テストがあるだけ。テストは、あなたの全部じゃない。

テストの点数には、決して表れないものがあります。友だちにそっと声をかけられるやさしさ。苦手から逃げない粘り強さ。まわりを笑わせるユーモア。好きなことに夢中になれる集中力。——どれも、その子の立派な“価値”です。50点でも、その子がすばらしい人間であることは、なにひとつ変わりません。

この「自分へのラベルが行動を決める」という話は、こちらの記事でも書いています。「自分はダメだ」というラベルを貼らせないこと。それが、私たちがいちばん気をつけていることです。

【誤解しないでください】「勉強しなくていい」ではありません

ひとつだけ、はっきりさせておきます。「点数と自己評価は別」という話は、「だから勉強しなくていい」という意味では、まったくありません。

勉強は、大切です。ただ、その目的が違うだけ。勉強は「自分の価値を証明するため」ではなく、「できることを増やして、未来の選択肢を広げるため」にやるものです。点数で自分をジャッジするのをやめると、子どもはかえって、伸び伸びと挑戦できるようになります。

ご家庭でも、できること

もしお子さんが、点数に落ち込んでいたら。「なんでこんな点なの」の代わりに、「結果」ではなく「取り組み」に目を向けた声かけを、試してみてください。

  • ×「なんでこんな点なの」 → ○「今回、どこが難しかった?」
  • ×「もっとできるでしょ」 → ○「ここまで頑張ってたの、知ってるよ」
  • ×「次はちゃんとやりなさい」 → ○「次はどこを直せそう?一緒に考えよう」

「あなたの価値は、点数では決まらない。でも、頑張った過程は、ちゃんと見ているよ」——この気持ちが伝わると、子どもは安心して、また前を向けます。

点数の奥にいる、その子自身を

あの日、泣いていた子は、そのあと、また元気な「こんにちは!」で教室に来てくれるようになりました。点数は、また次があります。上がったり、下がったりします。でも、その子自身の価値は、点数とは関係なく、ずっとそこにあります。

私たちは、点数で子どもをジャッジしません。その奥にいる「がんばっている、その子自身」を見つめ続けます。それが、ユニバースクールがいちばん大切にしている想いです。


宮崎台で、お子さんの“伸びる土台”を

ユニバースクールは、宮崎台の学習塾です。点数で子どもをジャッジせず、一人ひとりに向き合いながら、自分の手で解く「演習」を通して「できた」を積み重ねていきます。つまずいたところは、スタッフがそばで伴走します。

「うちの子に合うかな」「最近、自信をなくしているみたいで…」——そんなご相談だけでも大歓迎です。無料体験や面談で、まずはお子さんの“今”をお聞かせください。お問い合わせフォームや公式LINEから、お気軽にどうぞ。

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